今の建物の骨組みって

木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート・軽量鉄骨造

根本的な構造としてはいろいろあります。

木造でも

軸組工法(在来木造軸組工法、木造軸組パネル工法)と壁式工法(2×4工法、木質パネル工法)

があります。

本当にいろいろな種類がありますね。

自社は、在来木造軸組工法で家を建てております。

その在来木造軸組工法の中でも

無垢材を使用する会社と積層材を使用する会社があります。

どちらが、どうかというのは、またあとで。

下の写真が積層材の構造材です。

下が無垢材の構造材となります。

積層材とは、写真のように単板(たんぱん)のような薄めの挽板(ひきいた)を数多く重ね合せ接着成形した木材。 両者にはこのように材料となる板の厚さや角材の違いがありますが、素材の節、不整木理などの不均質性を除いて、吸湿性も改良したもの。含水率は4~10%、圧密による比重の増加、合成樹脂の硬化による圧縮強度の増加、大型材や曲材などがつくれることなどの点では、木材の効率的な使い方が出来る製品です。

とあります。

無垢材は一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出したものの事。木本来の質感、風合いという面で魅力があり、化学物質を含まない自然素材としても注目されている。

という違いがあります。

どちらが良いかというと、それぞれに良さや悪さがあり一概には言えません。

しかし、自社は構造材も無垢の材料を使用しております。

土台・柱は県産のヒノキ材・梁は日本の松・米松(主にカナダ)・檜材を使用します。

梁は日本の松では大きな材料は取れにくいため外国の松材を使っています。

こちらは、計画伐採をしている材料です。伐採をすると植林し大きくなるまで育てるというように

しっかりと計画されております。

日本のヒノキ材も同様です。

積層材は、強度や変形が少ない材料です。

自社も使ってないかというと一部使わざるところが出ると使用します。

使わざるところとは、大きなスパンで距離を飛ばす(確保)ところです。

基本、設計するときは4M以内までは柱なしでもスパンは飛ばせます。

それ以上になると強度計算の出来る積層材を使うことがあります。

しかし出来る限り積層材は使わない様にしています。

やはりなぜ、住工房たかせでは積層材を使わないかというと

僕は無垢材が好きだからです。

他にも色々な理由がありますが詳しく知りたい方は聞いてください。

出来る限り、住工房たかせでは安全で健康な住宅に住んでいただきたいという気持ちからです。