愛媛県西条市で無垢材を使った自然素材の家づくりをしております住工房たかせです。
遅いご挨拶ですが、本年もよろしくお願いいたします。
また、ブログも再開をさせて頂こうと思います
。
いつも中途半端。反省しっぱなしです。
今年は出来るだけ更新をしていきたいと思います。
何卒よろしくお願いいたします。
今回は、現在取り組んでおります「防蟻工事」について少し。
防蟻工事とは、読んで字のごとく白蟻の工事になります。
これは、土台や柱・床の下地などに散布する薬品です。
弊社もいろいろなものを試しました。
というのも、(下記抜粋)
かなり昔のシロアリ駆除には「クロルデン」という薬剤が使われ、シロアリ駆除剤の90パーセントを占めていました。
一度クロルデンを使用した家屋は一生シロアリ被害を受けないといわれるほど強い薬だったのですが、それほどまでに強い薬剤が人間の健康に害悪を及ぼさないはずもなく、昭和61年に輸入・製造・使用が全面禁止になりました。
使用禁止となったクロルデンの代替薬品として有機リン系殺虫剤の「クロルピリホス」が使われるようになりましたが、こちらも平成9年にはシックハウス症候群の原因として安全性を疑われ始めました。
正直人体も影響のある薬品を使っていたのですね。
シロアリ駆除を職業とする人たちもクロルピリホスによって既に健康を害されはじめており、平成4年ごろから「合成ピレスロイド」が使われるようになりました。
この合成ピレスロイドは除虫菊の殺虫成分をまねて作られたピレスロイド系薬剤です。
シロアリ駆除剤はかつての健康被害の反省を受けて、安全性を重視した開発が続けられてきました。
しかし、そのぶん即効性や駆除の威力は下がり、現在の駆除作業一回につき効力は5年ほどしか保たないとされています。
そこで、今では工事完了後5年以内にシロアリが再発生した場合は無償で対応するという「シロアリ5年保証」が一般的です。
僕も大工の修業時代には、シロアリ工事を行った日は
現場作業をしない等、気を付けてました。
やはり、少し体調が悪い時などは気分がすぐれないときもありました。
そうそう、薬品処理も今はシックハウスなどの問題もあり人体に影響の少ないものに変わっておりますので心配なさらない様に。
しかし、気になるところ!
その経験を踏まえ、開業したときはいろいろ試しました。
単価も考え、薬品も使用します。柿渋も使ってみました。
なかなかしっくりいかなんですよね。
現在たどり着いたのは、ホウ酸処理です。
ホウ酸は完全な自然素材です。
では、ホウ酸処理とは…
こちらは次回に細かく書いていきます。
頑張って更新していきます。
今年も何卒よろしくお願いいたします。
住工房たかせ